医療/高度医療診断技術
生体機能計測
光干渉断層像を用いた内視鏡型硬さイメージング
近年、医療診断分野において生体組織の”機能(硬さ)”から診断する技術が発展してきています。
本研究室では、光干渉断層画像(OCT)や高周波超音波トランスデューサを用いて、内視鏡型の硬さ診断システム実現に向けた研究開発を行っております。
光や高周波超音波を用いることで、数mmの微小領域での硬さ診断が期待できます。
超音波エコーと筋電位信号を用いた筋肉の状態モニタ
スポーツ、リハビリ、福祉分野において、人の動作を遠隔でモニタリングする需要が高まっています。
超音波エコーを用いると生体内の性状を検出することができます。
そこで、ウェアラブルな超音波センサを用いた筋肉状態モニタについて研究を行っています。
また、筋電位センサなどを組み合わせたセンサシステムで、さらに高精度な動作モニタの実現が期待できると考えています。
複数センサの信号と動きとの関係性や計測手法についても研究を進めています。
超音波画像と光画像を融合した新規診断
超音波画像と光画像の融合によって、屈折率や縦波音速の分布といった新たな生体機能を推定できる可能性があり、新規診断技術として期待できます。
高周波超音波トランスデューサと光干渉断層画像システムを用いて、基礎研究を行っています。
超音波デバイス
- 顎骨壊死治療のための低出力超音波振動子の開発
(東北大歯学部との共同研究)